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  • 〜miyabi〜 雅

1月19日(火)祟り神

更新日:1月29日

急いで部屋に入って行くと、既にローテーブルを挟んで二人ともソファーに座っていた。


ばぁちゃんの隣りに忍び入り座ると、クッションがへたっていたので、


思いのほか沈み込み背もたれに“ドサッ!”と倒れこんでしまった。


2人に注目され、誤魔化しがてら


『二階に旦那さんがいるっですか?』と質問すると


ご婦人・『そうなんです・・・私はいつも見張られていて・・・』


ばぁちゃん・『土地神の類ですね!いつから此処にすんどっと❔』


ご婦人

『二年前です。造船関係の仕事で神戸から此方に参りました。この家も会社が用意してくださいまして、私は、気持ち悪かったのですが、主人が気に入ってしまって・・・』


ばぁちゃん

『ほげなこつ、こぎゃん家をすいとーなんちゅーおかしかね!』


ご婦人

『?????』


私『ばぁちゃん!はやかっちゃん!ゆっくりしゃべらんとわからんばい!』


ばぁちゃん

『ぁあ ごめんなさい!この家に呼ばれたっですよ!ご主人。家というか・・・

祟り神さんやね、この洋館を建てる前に祠があって何もせずに壊したもんだから、お怒りやね!だからご主人に憑いて訴えとぉと!鎮めんとね。さて、そのご主人のとこ行きまっせ』


ばぁちゃんは部屋を出てスタスタと二階へ昇る階段のほうへ。