〜miyabi〜 雅
~続~彼女に彼女にに憑いていたモノ

ご依頼者様と対面する日がきました。
しかし、待ち合わせの時間が過ぎてもいらっしゃいませんし、遅れる連絡さえきません。
心配して、電話したところ・・・
『下(うちのマンションの)まで来てるのですが、足が動かなくて💦』
これはアルアルなんです。
浄霊しょうとすると、中のモノが嫌がりますので、近づいてこれません。
仕方ないので、お迎えに行きました。
華奢な女性なのですが、まぁ押せども引けども動きません。
男手二人掛りで何とか入れる事が出来ましたが、傍目からは拉致監禁で警察に通報されてもおかしくない程でした。
うちに入った瞬間から、別人格が出入りし始め、不敵な笑みを浮かべてみたり
泣いたり、怒ったり、ふとした瞬間戻ってきたり
話をしたくとも、できない状況にさせられてました。
喧嘩上等な慧華さんは、睨み合い霊の挑発をして、浮き出させます。
そんな中、浄霊が始まります・・・