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  • 〜miyabi〜 雅

彼女に憑いたモノ~4~





家には結界を張っておりますので、手持ちのコマを補充する事は出来ません。


次に彼女が出してきたのは、変質的な男でした。


気味悪い笑みを浮かべ、嘗め回すように我々に視線を這わせます。


こういう方々は生前より、自分が亡き後には人にとり憑く事を考えています。


サラサラ天昇なんか望んでいませんし、神や仏様などいるはずもない!


ご先祖供養?そんなもん必要ないね! 死んだらそれで終わりだよ!


・・・というタイプでした。


『お前たちは、何者だよ!余計な真似するなよ・邪魔するな!」


と口を片方だけ吊り上げ睨み付けてきます。


そこは喧嘩番長乙女の慧華さんの登場です。睨み合い挑発してその霊を浮かびあがらせます。


もちろん作戦ですよね!慧華さん?


『いいぇー本気と書いてマジと読む!』これ口癖です(笑)


霊を相手に  『バー―――カ!』  とか言っちゃいます。


いつもこうではありませんよ、慧華さんは慈愛に溢れた人ですので、


最初の女の子の時とか一緒に泣いてしまいます。


フォローはこれくらいにしといて・・・


浮き出たところで、伝家の宝刀を出します。


これを出すと有無を言わさず諦めてロケットのように上がっていきます。


これを出すには、魂の憑かれ方をしっかりと視ないといけません!


いきなり伝家の宝刀は使えないんです。無理矢理剥がす事になります。


無理矢理はがすと、自らの魂も傷つけてしまいますので、中に入っているモノを触れてる状態まで引き出たのを確認してから出します。



この変質的な霊は何処に行くのでしょうね?


それは私達人間にはあずかり知らぬ処です。


私達はお願いしているだけに過ぎません。お任せしてますのでそこまでの関与は冒涜となります。


分をわきまえ、その範疇から出てはなりません。


さあ!最後の仕上げといきましょう!




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