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  • 〜miyabi〜 雅

彼女に憑いたモノ~完~

ここまでの障りは中々ございません。


この場合は、成田山新勝寺までお連れ致します。


残りは本体だけです。


車で向かうのですが、いつもよりも細心の注意を払い運転します。


どこで邪魔が入るかわかりません!


事故に巻き込まれたりする事もあります。


事故は起きませんでしたが、この一週間の疲れか何回か眠りに落ちてしまいそうになりました。


何とか、成田山新勝寺に無事到着したのですが、やはり憑りつかれている彼女は最高潮に具合が悪くなり、歩くのもやっとの状態でした。


御本堂に入る時も、二人係で押し込んで入らせて頂きました。


護摩壇に1番近く、御力が強い処に陣取り、左右と後方で彼女を囲み護摩供が始まるのを待ちます。


半鐘が鳴り、僧侶の方々が入堂なされて来ました。


その中には見知った顔もいらっしゃいまして、目が合った時心の中で『宜しくお願い致します』と言うと、真摯な眼差しで軽く会釈をしてくださいました。


さあ!始まります!



御本堂の中は撮影禁止なので成田山新勝寺㏋からお借り致しました。




最初は大人しくしていましたが、憑いたモノは彼女のスイッチを切ることで逃げ切る作戦をとりました。


彼女は眠りについてしまいました。護摩壇の真ん前で横になってしまいました。


シャッターガラガラ・・・100% 悪霊の支配下の中では手も足も出せません。


彼女の魂の奥に入り込み籠城戦を決め込んだわけです。


一回の護摩供養では無理でした。


しかし、次の会ではこの事を踏まえ、より一層気持ちも心も込める事が出来ます。


次の護摩会まで1時間・・・御本堂の中で祈りを深めました。


半鐘が鳴り、僧侶様が入堂致します。


第21世貫首・橋本照稔大僧正が御出座しになりました。(第21世貫首・橋本照稔大僧正は2021年2月18日午前8時40分、老衰でご逝去なされました。享年94歳)





家にお祀りしております大日如来様・大日大聖不動明王様は橋本照稔大僧正様に開眼・魂入れをして頂きました。






橋本照稔大僧正様がおいでになります事は滅多にありません!


神縁を感じました。


照稔大僧正が修しますお護摩は比べてはいけないと思いつつも


頂ける御力が段違いに違います!手にしています護摩杓が輝きます。


間髪入れず、お祓いの梵天(ぼんてん)が頭上を掠めていきます。


一緒にお祈りしていると、護摩の火から光が伸びてきて彼女の魂に差し込み、


たまらずに悪霊が這い出てきて、不動明王様の左手の羂索(けんさく)が伸びてきて


ぐるぐる巻きにされて炎の中に引きずり込まれていき、おぞましく唸り声をあげながら

炭となり消えていきました。


その時のお護摩は明らかに普段のそれとは違っていました。


護摩供養が終わり、橋本照稔大僧正様が立ち上がる時に目が合い会釈すると、返してくれた気がした・・・いや絶対に返してくれたと信じています。


その憑かれていた彼女は・・・・


嘘でしょ!というくらい元気になりました。


ただこの時の感謝は、絶対に忘れてはいけません!


私達ではなく、ご神仏様に対してです。


そういう意味では【触らぬ神に祟りなし】は当たっていると思います。


視えない世界ではありますが、そこに込められている事は山ほどあります。


限られた時間の中の住人の私達が現実の世界から垣間見れる別の世界があるみたいですね。





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